So-net無料ブログ作成
検索選択

本焼きの手順    [陶芸薀蓄]

陶芸窯の多くは電気で温度管理はコンピュータするようになっているのですが、私の参加しているサークルではガスの窯を使っています。
乾燥した作品は800度くらいで素焼きをして、その後、釉薬を掛けて1200~1250度くらいで本焼きをしています。その様子を報告したいと思います。
スマートフォンで撮影しています。

725 窯詰め.jpg

窯詰めの様子です。
このように作品が重ならないように並べて詰めます。

726 テストピース.jpg

1.5㎝くらいのテストピース。
釉薬の融け具合を確認するためのものです。

727 テストピース.jpg

窯のドアにある2ヶ所の穴からの確認できて取り出せる場所に、テストピースを置きます。

728 ガスの窯.jpg

ガスの窯です。
バーナーは左右に3本ずつ、合計6本あります。
バーナーの点火本数とガス圧で温度の調整をします。

729 テストピース.jpg

釉薬が解けていることが確認できたので、いよいよテストピースを取り出します。

730 テストピース.jpg

真っ赤になっているテストピース。

731 テストピース.jpg

そのまま水の中に入れます。

732 テストピース.jpg

透明釉とルリ釉をかけたテストピース。
十分に釉薬が解けていることが確認できました。

釉薬の融け具合を確認した後、少し高温の状態を保ち、その後ガスを止めます。
3日ほど経つと窯の温度はすっかり下がって、作品を取り出すことができます。

733 片口とぐい呑みのセット.jpg

撮影をした本焼きで完成した片口とぐい呑みのセット
温度が比較的に上がりにくい下段に赤土に鉄釉を掛けた作品を窯入れしました。
温度が上がらなかった分マットな感じに仕上がって、それはそれで味わいがあると感じています。

明日は横須賀に撮影に出掛けるので、その前に!と思って、鳥取ロケでお借りしてきた資料の撮影をしました。
昔の写真はモノクロでつやがあるので光って撮りにくいのです。
ちゃんとした機材を持っていないので、苦労しながらの撮影になりました。

nice!(31)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 31

コメント 8

ma2ma2

テストも無事に通過したみたいですね(^^)
by ma2ma2 (2017-07-24 20:53) 

モリモリもりちゃん

こんばんは(^_-)-☆
陶芸の事は良く解りませんが、大変な作業ですね。
電気窯は昔ながらの登り窯の様な窯変は望めないのでしょうね。⁈
by モリモリもりちゃん (2017-07-24 21:15) 

森田惠子

ma2ma2さん>テストピースがうまくいっても、作品がうまくいくとは限らないのです・・・。
釉薬の種類、釉薬の厚み、置いた場所、など等でどうなるか、分からないのが興味深い!
by 森田惠子 (2017-07-24 21:37) 

森田惠子

モリモリちゃん>電気の窯では窯変は起こりません。
酸化焼成と還元焼成があって、電気の窯は酸化焼成です。
登り窯などに代表される窯は酸化焼成です。
空気の通り道ができて、火力が変わり、窯変(火変わり)が起こります。
ガスの窯でも還元焼成ができるので、その興味からこのサークルに参加しています。
by 森田惠子 (2017-07-24 21:43) 

うめむす

これまた、お見事な作品です!
渋くて、美しい。
テストピースの造形にも、惹かれております
by うめむす (2017-07-24 23:09) 

sig

陶芸の腕もどんどん上がっているようですね。
by sig (2017-07-25 08:45) 

森田惠子

うめむすさん>自分で使うものを作るので酒器が多くなります(笑)
毎回4個のテストピースができるのですが、毎回貰い手がいます。
みんな飾っているのかな?
by 森田惠子 (2017-07-25 22:36) 

森田惠子

sigさん>3年のブランクで、ロクロの感覚をすっかり忘れてしまいました。
何とかごまかしながら作陶をしています。
残念ながら、自転車や水泳のように一度覚えたら忘れないというものではないみたいです。
by 森田惠子 (2017-07-25 22:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0