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陶芸「中鉢」の製作工程    [陶芸薀蓄]

8月22日のブログで紹介した、今年3回目の窯出し。
今回は思うような作品ができずガッカリしたのですが、陶芸の工程を簡単に説明しながら、振り返りたいと思います。

1142 中鉢.jpg

ろくろで引き上げた状態です。
一番大切なのは「土練り」です。
ろくろの時は少し柔らかめ(水分多め)に練ります。
引き上げた状態で次の活動日(2週間後)まで、発泡スチロールの箱に入れて保存します。

1143 中鉢.jpg

2週間後、生乾きの時に、底の高台削りをして「白化粧土」を刷毛掛けしました。
印を押したり、マグカップの取っ手を付けたりするのも、この段階です。

1144 中鉢.jpg

素焼きが終わって窯出ししたところ。
陶芸では、「素焼き」と「本焼き」で、2回焼きます。

白土に「白化粧土」なのでよく分かりませんね。
色のある土に「白化粧土」は効果的です。
「黒化粧土」もあります。

1145 中鉢.jpg

スポンジに水を含ませてきれいに拭いて、ゴミなどを丁寧に取り除いた後、「呉須」で絵を描きました。
絵柄を考えていなくて、焦って適当に描いたのも失敗の原因のひとつです。

1128 中鉢.jpg

本焼きをして窯出しをした状態です。
花びらのような部分の「呉須」をもっと薄めればよかったと思いました。
まだ、「呉須」の濃度を調整できません。

今回は窯の温度が少し低めだったのでベージュ色ぽく仕上がって、ほとんど「白化粧土」の刷毛掛けの効果がありません。
窯の温度が高いと、地の部分がもっと青白く焼き上がって、「白化粧土」の効果が出るのですがダメでした。
うっかり、淵に汚れを付けてしまったのも失敗です。気付きませんでした。

1141 鉢植え.jpg

一緒に窯出しした鉢に「ヒゴスミレ」の芽が出ていたので植えてみました。
イメージでは「織部釉」の緑が、植物の緑に合うと思っていました。
鉢が小さいので大きくならず、来年、花を咲かせてくれると嬉しいのですが・・・。
実生の「ヒゴスミレ」です。

今日はいつもの「ゆるりヨーガ」の日でした。
その後、皆さんと食事会! 女性ばかりだし、車の方も居たので、アルコール組はほんの少しだけ。たくさん食べて、いろいろおしゃべりをして、デザートも食べたので、夕方になってもお腹がすきませんでした。
楽しい時間をありがとうございました!

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2019年3回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

市展出展の関係で1日早くなった窯出し。
まだ、作品はホカホカで大汗をかいての窯出しになりました。
私の作品は入りきれなかったり、失敗作も多い、残念な窯出しになりました。

1122 織部長皿.jpg

サンマを載せようと作った織部の長皿。
この形は以前にも作ったことがあるのですが、長いので半分半分釉薬を掛けたら釉薬の重なった部分の色が濃くなってしまいました。残念!

1124 置きガラスの変形皿.jpg

織部釉の上にガラスを置いて焼いた楕円形の変形皿。
ガラスを置いて焼くと美しいブルーになることは分かっていたのですが、櫛やスタンプで模様を付けて、それがどうなるかを試してみようと思いました。
ほんの少し模様が分かりますが、効果的ではありませんでした。
もう少し工夫が必要ですね。

1123 変形皿.jpg

信楽の白土に黒い土を置いてお皿を作ってみたのですが、厚みを整えるために延ばしていたら、黒い土は周りだけになってしまいました。
何とも間が抜けた感じになったので、中央から呉須で水玉模様を描いてみました。
アイデアはよいけれど、もともとの黒土を置きたいところに置く工夫が必要!

1126 マグカップ.jpg

黒土にチタン釉薬を掛けたらどうなるのか、実験してみました。
ついでに淵に掛けたのは瑠璃釉。
完全な失敗作です。
この淡いブルーを全掛けしたらよいかも???

1127 鉄赤小鉢.jpg

鉄赤の中鉢。

1128 中鉢.jpg

もう一回り大きい中鉢は呉須で絵を描いて透明釉を掛けました。
白化粧土を刷毛掛けしてみたのですが、あまり効果はありませんでした。
白い刷毛の跡がほんの少し見えます。

1130 箸置き.jpg

隙間に置いて焼くことができる「箸置き」も作りました。
チタン釉のテストピース。

1129 植木鉢.jpg

どんどん増える「スミレ」を植えようかと思って作った鉢。
緑になる織部釉を掛けたのですが、還元焼成で赤い発色になりました。

窯出しの時、先生に「鉢は内側に釉薬を掛けてはダメですよ!」と言われました。
知らなかった[もうやだ~(悲しい顔)]
ということで、丸を付けられるような作品がありませんでした。スランプかな? 

明日は月に一度の浅草の「ヨーガ勉強会」と撮影が重なりました。
土日の撮影の疲れが取れていない状態で、次の撮影です。短い撮影ですが、その前に片づけなければならないこともあって、今日も夜遅くまでかかりそう。
ということで、明日はブログの更新をお休みします。あしからず!

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素焼きの窯出し    [陶芸薀蓄]

月に2回「陶芸サークル」に参加しています。
1時から4時まで3時間の活動なので、ゆるゆるとやっています。

1076 箸置き.jpg

並コシ土(白土)で作った板作りの小皿や箸置き。
箸置きはクッキーの型を利用しました。
ろくろで作ったドレッシング入れはリベンジ作品。

1077 小鉢.jpg

赤土で作った小鉢。
柿の実をイメージして葉を付けて遊んでみました。

1078 カップ.jpg

黒土で作ったカップ。
カップの取っ手などは生乾きの段階で付けます。

1079 中鉢.jpg

並コシ土で作った中鉢に白化粧土を刷毛掛けしたところ。
化粧土を掛けるのも生乾きの時です。

陶芸で大切なのは土の管理。
1回お休みをしてしまうと大変なことになります。反省!
白い土なのであまり白化粧土の効果はないのですが、絵を描こうと考えています。

1080 素焼き.jpg

素焼きの終わった作品たち。
こまごまとした作品ばかりです。
中央が黒ぽくなっている作品がありますが、本焼きでは消えてしまいます。

1082 テープを貼る.jpg

板作りの作品は裏側にテープを貼ってから釉薬を掛けます。
裏を拭く手間を省くのと、釉薬の節約にもなります。

1081 絵を描く.jpg

青く写っているのが「呉須」で、茶色に写っているのは「弁柄」です。
この後、呉須で絵を描いた作品には「透明釉」を掛けました。

赤土で作った小鉢には「鉄赤釉」を、黒土は冒険したくて「瑠璃釉」を淵に部分掛けした後、「チタン釉」を全体掛けしてみました。失敗作になる可能性大です。
でも、いろいろチャレンジすることを楽しもうと思っています。

今回、サークルの皆さんは市展に出展する大作を作っているので、窯に入らない作品がたくさん出ると思っています。
焦って、釉薬を掛けなくても良かったのだと、今頃になって反省しています。
焦って作業をすると雑になってよいことはありません。
8月20日に窯詰めをして本焼きをします。今回も色々失敗するかも・・・。

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2019年2回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

今年2回目の窯出しはサークルのメンバー全員で取り組んだ「土鍋」でした。
土鍋専用の土で、釉薬も土鍋専用のもの、焼成温度も普段より低め設定と、いつもと異なる窯出しでした。

509 土鍋.jpg

ロクロで作った土鍋です。
淵を付けるのが大変なのですが、先生が手伝ってくださいました。

511 陶板焼き.jpg

板作りで作った「陶板焼き」です。
土の量から、両方の蓋は作れないと思ってので、蓋は兼用で作ることにしました。

508 土鍋蓋.jpg

ロクロで作った「兼用の蓋」です。
土鍋はサイズを合わせって作ったのでピッタリ!
「陶板焼き」のほうは引き上げた蓋に合わせて大きさを調整(大きく)しました。

512 土鍋.jpg

サイズはピッタリに完成しました!

513 収納.jpg

収納する時はこのようになります。
陶芸歴も長くなると、自ずと作品を作る時に収納を考えるようになります。

515 茶香炉.jpg

余った土で、このような3つの部品を作りました。

514 茶香炉.jpg

「茶香炉」です。
土が少なくて引き上げるのに苦労しましたが、何とか形になりました。

516 箸置き.jpg

更に残った土で作ったのが「箸置き」です。
実は陶芸で土を使い切るのはなかなか大変なことなのです。

今日は、浅草ヨーガ勉強会の日でした。
やっと残っている感じがした「八重桜」と一緒に、今日も定点撮影の「スカイツリー」を撮りました。
ヨーガに関する撮影をずっと以前から頼まれていて、その資料作りを昨夜遅くまでかかって完成させ、今日、関係者の皆さんに配りました。6月から撮影が始まります。
やらなければならないことが山積みです。

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白山吹の黒い実を活けてみる    [陶芸薀蓄]

群馬県中之条の土に黄伊羅保を掛けた小さな花器に「白山吹」の黒い実を活けてみました。
12月に剪定して貰ったのですが、黒い実を付けた枝が残っていました。
いつも、この実を付けた小枝を切っています。

150 白山吹.jpg

自画自賛ですが、小さな花器に枝先の黒い実がよい感じです[わーい(嬉しい顔)]
陶芸が楽しいのは、自作の作品を暮らしの中で使えることです。
ただ、こういうものは好みがあるので、自分が良いと思っても相手には・・・ということがあるので、できるだけ押し付けないようにしています。

152 ろくろ引き.jpg

ロクロで引いた時はこのような状態です。
少し柔らかめに土を練っているのでベタベタしています。

151 ろくろ引き.jpg

高台削り(底の部分を削る)をした後の状態です。
高台削りはテーブルなどを傷つけないようにしたり、形を整える意味もありますが、湯飲みなど手にするものは重さを軽くして手取り感(手に持った感じ)が良くなるようにする大切な作業です。
まだ土は生乾きの状態で、この時に白化粧土を掛けたり、陶印を押したり、マグカップの取っ手を付けたりします。

153 施釉.jpg

釉薬を掛けた状態です。
火入れした後とは似ても似つかぬ色をしています。
なので、色見本があると便利だということになるのです。

120 窯出し.jpg

どの土に、どの釉薬を掛けたのか、仕上がりはどうだったのか、毎回メモをしています。
施釉をする前に、どの釉薬をかけたら良いだろうと考える時も便利です。

今日はいつもの「ゆるりヨーガ」の日でした。
雨が降るという予報だったので自宅から直接会場へ向かいました。今は折りたためるヨガマットがあって助かっています。以前は満員電車の中で筒状のヨガマットが邪魔にならないか、随分気にしながら電車に乗っていました。
ヨガ人口がどんどん増えているので便利なものが色々出ているようです。テレビCMでもヨガのポーズを見かけますね。

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石膏の型を使った箸置き作り    [陶芸薀蓄]

初窯出しでたくさん完成した魚の形の「箸置き」は石膏で型を作ったものです。
釉薬の色見本を作ったり、サークルの仲間同士で交換したりする予定です。

134  箸置き.jpg

「箸置き」のデザインを考えて「箸置き」を一つ作ります。
あまり複雑な模様を付けても型に向いていません。
そして、その周りを囲むように粘土の輪を作ります。

135  箸置き.jpg

そして、水で溶いた石膏を流し込みます。
後で外すので下に平らで滑らかなものを敷きます。
今回はクリアファイルを利用しました。

136  箸置き.jpg

石膏を流し込んだ状態です。
「箸置き」が完全に覆われるように周りの粘土の高さに注意が必要です。

138  箸置き.jpg

石膏が乾いて周りの粘土を外すと、このような状態になります。
中に埋まっている「箸置き」を抜き出します。

139  箸置き.jpg

元の「箸置き」がすんなり抜けるようなら良いのですが、引っ掛かって出てこない場合は周りを少し斜めにカッターを使って削ります。
粘土が抜けやすい形に調整するのです。

後はひたすら型に粘土を詰めて抜き出して周りを整えることを繰り返します。
同じ形の「箸置き」がどんどんできます[わーい(嬉しい顔)]

137  箸置き .jpg

たくさん完成した「箸置き」
ちょっと反らせて、目も付けてみました。

140  箸置き.jpg

素焼きを終えて、釉薬を掛けた箸置きです。
窯の棚板の空きスペースに置いて焼成します。棚板に付かないように裏の部分の釉薬を丁寧に拭くのを忘れないでください。

132 箸置き.jpg

今回、完成した「箸置き」です。
3種類の色付けをして24個の「箸置き」が完成しました。
信楽並こしの土だったので、ほぼ白地なので呉須を使って線を描いて、その後に透明釉を掛けてみました。呉須が濃くて思うような仕上がりにならなかったので再チャレンジをしたいと思っています。そして、他の釉薬も試してみたいと思っています。

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2019年初窯出し    [陶芸薀蓄]

何度経験しても、ワクワクドキドキする窯出し。
昨年の内に素焼きの済んでいた作品に施釉したのが1月15日。
1月29日に窯詰めをして、1日がかりの焼成をしました。

120 窯出し.jpg

今回窯出しした作品は細々したものが中心でした。

121 鉄赤片口.jpg

鉄赤の片口とぐい呑みのセット
今回はサークルのお仲間の故郷・群馬県中之条の土を先生が調整してくださって、みんなでその土を使って作品作りに挑戦しました。

122 鉄赤片口.jpg

鉄赤は鉄分の多い土の方が発色が赤くきれいに出るので、どうなるのか、ワクワクしていました。
きれいな赤になりました。

123 黄伊羅保片口.jpg

黄伊羅保の片口とぐい呑みのセット
こちらも同じく中之条の土を使いました。
石なども少し入っている土だったので、どのような土味になるか、ワクワクしていました。

125 黄伊羅保片口.jpg

釉薬をもう少し少なめに掛ければ焼き締めのようになった部分もあったと思いました。

126 不純物.jpg

土練りの時に大きな石は取り除きましたし、ロクロを引く時にも不純物を取り除いたのですが、まだまだ残っていて穴が開いたようになったところもありました。
土で作る器ならではの味わいだと思います。

124 一輪挿し.jpg

中之条の土は各自1キロぐらいしかなかったので、小さな花器を作ってみました。
完全な遊びです。

127 鉄釉マグ.jpg

鉄釉のマグカップ。
マグカップのこの形は私の定番で、取っ手に小さな飾りを付けると、とても持ちやすいのです。

129 中鉢.jpg

呉須で絵を描いた中鉢。
呉須の色が濃くて完全失敗作です。
呉須の濃淡を出したつもりが全然うまくいっていませんでした。

130 小鉢.jpg

こちらも失敗作。
彩色した後に藁灰釉を掛けたのですが、藁灰釉が濃度不足と掛け方も薄かった。
よく撹拌した釉薬でも、そのまま置いておけば成分が沈んでしまって上の方は濃度不足になってしまうこともあります。

128 藁白片口.jpg

信楽並こしの土の片口とぐい呑みのセット。片口は失敗作。
淵につけたルリ釉がきれいに付いていなかっただけでなく、ルリ釉があちこちに汚れのように付いてしまいました。
筆でルリ釉を付けたことと、上から掛けた藁灰釉が薄くて効果が出ませんでした。

133 箸置き.jpg

箸置きはいろいろ作りました。
小鳥型の箸置きも定番です。クッキーの型を使って、葉の模様は手作りの陶印を使っています。
葉の形の陶印はマグカップの飾りにもよく使っています。
手前の二つはてびねりの遊び作。

132 箸置き.jpg

石膏で型を作った箸置き。
色の付け方はまだまだ研究の余地がありますね。反省中です。
石膏の型を使った箸置きの作り方については改めて紹介したいと思っています。

伸ばし伸ばしにしていたぼかしの作業のためにデータや作業メモをスタジオへ送りました。
だんだん年を取ると新しいことに挑戦することが億劫になるのですね。やらなければ・・・と思いつつ、なかなか重い腰が上がりませんでした。
ぼかしの指示書と一緒にいくつかの改良点の連絡も入ったので、明日は頑張ってその作業をしようと思っています。

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2018年4回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

1年で本焼きができるのは4回位です。
今日は今年最後の窯出しだったので、雨の中を出掛けました。

1430 ガラス.jpg

今回のチャレンジはこのようにガラスを置いての焼成。
以前も試みたことはあるのですが、その失敗も糧にして(笑)再チャンレジしました。

1416 丸皿.jpg

完成した丸皿です。
織部釉を掛けて、日本酒の瓶を砕いたガラスを置いて焼成しました。
ガラスの量がもう少し多くても良かったと反省しています。

1417 丸皿.jpg

織部釉は酸化焼成の場合は緑色に発色します。

1418 ガラス.jpg

ガラスは見事に溶けてこのように再度固まります。

1419 丸皿.jpg

こちらも酸化焼成になりました。
少しガラスの部分に模様が入りました。

1420 還元.jpg

こちらは還元焼成になった丸皿。
織部釉は緑でなく赤く発色し、ガラスの部分は黒ぽくなってビックリ!
初めての経験です。

1421 ガラス.jpg

それこそ、火によって生まれた模様と色。
ガス窯故の面白い作品が出来上がりました。

1422 木の葉板皿.jpg

「木の葉板皿」は4枚作りました。
1枚の棚板に2枚ずつ並べて焼成しました。
微妙に発色が違うのが分かるでしょうか?

1423 木の葉板皿.jpg

ちょっと焦げたようになった「木の葉板皿」
板状にした土に型紙を置いて切り抜き、淵の始末をして淵を少し上げています。
型紙があるので何枚でも同じお皿を作ることができます。

1424 木の葉板皿.jpg

葉脈はフリーハンドで竹べらを使って付けています。
少し太めに付けることでアクセントになったと思います。
釉薬は黄いらぼに織部をポンポンと筆で置くようにしてみました。

1425 木の葉板皿.jpg

こちらは以前焼成した失敗作。
白く輪になっている部分はガラスを置いた跡です。

1426 片口.jpg

前回の窯詰めで入らなかった「片口」が焼けて、やっとセットになりました。
やはりこちらも微妙に色が違ってしまいました。
セット物の色を揃えるのは電気の窯の方が揃いやすいですね。

1427 高台.jpg

お休みをしてしまって、高台削りの時に土が固くなってしまって難儀をしました。
少しでも削って軽くしたいと苦心した「片口」の高台です。

1428 十字高台.jpg

こちらも固くて削れなかった「ぐい呑み」の高台です。
十字高台という高台です。
超硬カンナを使ってやっと削りました。

1429 箸置き.jpg

ネコの箸置きも置く場所が1匹だけ違っていたらしく、少し色が違うものが完成しました。
5匹作ったのですが一つ欠けてしまって完成したのは4匹。

このネコの箸置きは石膏の型を作って量産できるようにしたもの。
機会を作って石膏を使った箸置き作りも紹介したいと思っています。

今回は作品は少なかったけれど、ガラスを置いた丸皿は思いがけない仕上がりになり、「木の葉の板皿」はイメージ通りの枯葉のように仕上がりました。
ちょっと大きめの「木の葉板皿」はいろいろ使えると思っています。

昨日は2000記事達成のお祝いコメントをありがとうございました。
これからも楽しみながら更新してゆきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2018年3回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

何度経験してもワクワクドキドキする窯出し!
今回は体験講座の皆さんの作品が優先だったので、釉薬を掛けたけれど窯に入らなかった作品もありました。

1124 窯出し.jpg

今回窯出しした作品です。
同じように焼成するとはいえ、ガスの窯なので毎回微妙に違います。
組み物は同じ窯に入れる方がよいですね。

1125 織部角皿.jpg

織部の角皿です。
同じ織部の釉薬を掛けたのに、緑の部分と赤茶になった部分があります。
電気の窯で酸化焼成した場合の「織部釉」は緑色に発色するのですが、ガス窯で還元焼成すると、まるで逆の赤みを帯びた色になります。
イメージと全く違う仕上がりになってビックリ~!

1126 織部角皿.jpg

インドネシアの木製の判を押して、織部釉を掛けて、凹んだところが少し濃い緑になる。
それだけでは寂しいのでワンポイントで弁柄で小さな丸を描いてみたのですが、思うような仕上がりになりませんでした。

1127 織部角皿.jpg

こちらは固くなり過ぎてしまって判を押せなくなってしまったので、弁柄で模様を描き、織部釉を部分掛けしました。

1128 タンポポ柄中鉢.jpg

呉須で絵を描いた中鉢。
このくらいの鉢は使い勝手が良いですね。

1131 片口.jpg

片口とぐい呑みのセットのように作りましたが、お酒を飲むというより器として楽しむイメージで作ってみました。

1132 片口.jpg

ロクロで引き揚げて、少し硬くなったところでハート形に変形させ、その後高台を削ります。

1133 花びら.jpg

横に花びら型の飾りを付けて、陶芸用絵の具で色づけしました。
持つ時に滑りにくくなり、ワンポイントでかわいい感じに。

1135 白化粧土.jpg

余った土をブレンドしたので少し土に赤みがあったので白化粧土を刷毛掛けしてみました。
それだけでは寂しいと感じたので弁柄で小さな点を付けて遊んでみました。

1134 白化粧土.jpg

淵もわざと縄目を付けました。
こういう手作り!という感じの作品も楽しい!

1129 ぐい呑み.jpg

丈の高い片口とセットで作ったぐい呑みです。
窯の隙間に入れて貰えたようです。
ぐいのみだけ先に完成してしまいました。

1130 ぐい呑み.jpg

何か模様を・・・と思って、弁柄で描きました。
陶芸作品は土物なので繊細な模様より、伸び伸びどっしりした模様の方が良いのだろうなぁ~と思って描きました。

左下に写っている片口とぐい呑みのセットは単体で写真を撮り損ねてしまいました。
釉薬は「きいらぼ」のような仕上がりですが「黄瀬戸」として先生がブレンドしてくださったものです。多くの陶芸サークルでは釉薬を購入するのですが、私が指導していただいている先生はご自身でブレンドされます。毎回同じ仕上がりにはならないという楽しさがあります。

窯入れまでの手順はこちらのブログで↓
https://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2018-08-14

明日、「あいち国際女性映画祭」で『まわる映写機 めぐる人生』の上映があります。
女性の方がたくさん見てくださるのかなぁ? どんな反応をされるかなぁ? と楽しみしています。
ブログ仲間の皆さんともお会いできるので楽しみに出かけます!

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陶芸 釉薬を掛けるまでの手順    [陶芸薀蓄]

いつも完成した作品を紹介することが多いので、私に注文してもなかなか作品が届かないと思っている友人に向けた言い訳も兼ねて、陶芸の手順を紹介したいと思います。
さぼっている訳でないのです! 陶芸はすごーく手間が掛かるのです[わーい(嬉しい顔)]

1073 ろくろ引き.jpg

土練りは省略しますが、土練りが上手にできるかどうかはとても重要なことです。
均等に一定の方向に練られた土はロクロを引く時にとてもスムーズ。
ロクロの初心者の方は土練りの熟練の方に土を練って貰って練習をすることをお薦めします。

1074 高台削り.jpg

乾燥しないように発泡スチロールの箱で保存して、次の活動日に高台を削ります。
画像は乾燥し過ぎてしまったぐい呑み。
超硬カンナで、苦労して削っています。

1076 乾燥.jpg

生乾きの時に、「白化粧土」や「黒化粧土」を掛けます。
片口の口を付けたり、ランプシェードの穴を開けたりする作業も、この生乾きの時にします。
陶芸で一番難しいのは作業に合わせて土のコンディションを保つことです。

1077 素焼き.jpg

作業が終わったら乾燥させます。
自然乾燥が一番! 
無理やり乾燥させるとひびが入ったりしてしまいます。
完全に乾燥した作品を素焼きします。温度は800度くらい。

1078 絵を描く.jpg

素焼きの終わった作品を濡らしたスポンジで丁寧に拭いて、細かいゴミなどを取り除きます。
そして、呉須(青色)、弁柄(茶色)、絵の具などを使ってワンポイントの絵を描きます。
悪戯心に火が付きます[わーい(嬉しい顔)]

1079 ガムテープ.jpg

板皿などは裏にガムテープを貼って、釉薬が付かないようにします。
陶芸をしていると100円ショップは宝の山です。そして、いよいよ釉薬掛け。

何の土に、どの釉薬を、どのように掛けるか、それによってずいぶん雰囲気が違ってきます。
ノートに、土の種類、釉薬の種類、掛け方(全掛け、部分掛け)などを記入して、窯詰めをします。
1250度くらいで9時間ほど本焼きをします。

私が今学んでいる陶芸サークルはガス窯を使っているので、電気の窯のようにコンピュータで温度管理をしていません。なので、本焼きはとても難しい作業です。
先生と運にお任せ! ということで、来週の火曜日に窯詰めして本焼きをする予定です。

両親の共通のお友達が、父の好物のぜんまいを届けてくださいました。
夕食をどうしようか迷っていたので、ぜんまいと薄揚げを一緒に炒め煮しました。美味しい~! 
ついつい、泡盛の代わりって! 仏さま、怒っていないよね(笑)

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小皿を楽しむ    [陶芸薀蓄]

昨日のブログで一緒に買ってしまった魚の小皿のことを書いたので、今日はその続きです。
お醤油を入れる小皿はお醤油の色が分かるように白いものが多いですね。

1004 魚小皿.jpg

中皿とまったく同じ柄の小皿2枚。
主に味見や色見をする時に使っています。

1006 白化粧土小皿.jpg

こちらは自作の小皿。
白化粧土を刷毛掛けして、削り模様を付け、絵の具で色づけし透明釉を掛けたもの。

1005 弁柄小皿.jpg

こちらも自作の小皿。
弁柄で描いて鉄釉を掛けたもの。

1007 藁白織部.jpg

こちらはあまり土をブレンドして、藁白と織部を混ぜた釉薬を掛けたもの。
少し白濁しているのは藁白の影響でしょうか。

1008 鉄赤.jpg

鉄赤釉に淵は何を掛けたのか記憶に残っていません。
ノートを辿ればわかるとは思うのですが[ふらふら]

1012 織部板皿.jpg

沢山食べなくなってからは、時々、こんな風にほんの少しずつ盛り付けて楽しんでいます。

1013 木の葉板皿.jpg

同じ小皿でも、下のお皿を変えればまた雰囲気も変わります。

1010 魚型小皿.jpg

もともと実家にあった魚の小皿。

1011 木の葉板皿.jpg

こんな風に遊んでいます。
同じ木の葉の型皿も印象がぐんと変わりますね。

1009 サンノゼ美術館.jpg

同じハンドメイドでもあまりにも違うので「サンノゼ美術館」で記念に購入した小皿。
元気がない時に、ここに梅干を1粒。
ああ、すっぱい~!と食べたら、ちょっと回復できます。

パンフレットの原稿と画像を入稿したので、公式サイト作りをしています。
久しぶりの作業なので緊張しながら行っています。リンクページは無事に完成したので、今はブログの更新作業。
私のイメージと息子が考えてくれていることが統一できるようにしなければと思いつつ、二人バラバラで作業をしています。

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2018年2回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

今日は今年に入って2回目の窯出しでした。
予定より1日早かったので、まだ作品はホカホカしていました[わーい(嬉しい顔)]

434 窯出し.jpg

今日、窯出しした作品たちです。
作品の数はちょっと少な目。
自宅では全く作業をしませんでした。

435 茶香炉.jpg

今回のチャレンジ作品「茶香炉」です。
随分前に作ったことがあるのですが、ちょっと変えて再チャレンジしてみました。

436 茶香炉.jpg

普通の日本茶を乗せて、百円ショップで売られている蝋燭に点火して、暫くするとよくお茶屋さんの前を通るとかぐことができたほうじ茶の香ばしい香りがします。
自然の香りなので、とてもリラックスできます。

439 織部板皿.jpg

今回の二つ目のチャレンジ作品。 
織部にガラスを置いた板皿の作品です。
形も切込みを入れてそこを立ち上げるという新しいやり方を試みてみました。

440 織部板皿.jpg

ガラスがきれいに溶けました。
置いたのは普通の瓶を適当な大きさに砕いたものです。
でも、葉脈が浮き出る感じを狙ったのですが、それはうまくいきませんでした。

437 瑠璃板皿.jpg

もう一つ、ガラスを置くチャレンジをしたルリの小物入れ。
こちらはガラスの効果なしの失敗作!
カギや印鑑などを置くイメージで作ってみたのですが、ガラスは効果的ではありませんでした。

438 中鉢.jpg

いつもの定番、中鉢。

441 そば猪口.jpg

こちらは蕎麦猪口。
右はわざとカンナ跡を残して、「藁白織部」を掛けてみたのですが・・・。
倉庫を片付けてから、まだ釉薬の整理が整っていない感じで、透明釉と変わらない仕上がりになってしまいました。

442 湯呑.jpg

こちらは、弁柄で幹を描いて、ワンポイントに織部を置いて透明釉を掛けた「湯呑」
織部がもっとしっかり発色すればよかったかな・・・。

443 ぐい呑み.jpg

ぐい呑みと箸置き。
こういう小物を作っておくと、窯詰めの時にちょっと入れられます。
「これ、ほしい!」と言われても気軽に差し上げることができるので、余った土や余った時間で作るようにしています。

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2018年初の窯出し    [陶芸薀蓄]

電気の窯が主流になっている中、ガスの窯を使うというのが魅力で再開した陶芸。
温度が上がらず、焼き直すというハプニングがありました。

217 釉掛け作品.jpg

釉薬を掛けた状態です。
どんな釉薬を掛けたか、メモをしておかないと何が何だか分かりません!

218 窯出し.jpg

窯出ししてひとまず並べて撮りました。

220 木の葉板皿.jpg

木の葉型板皿です。
木の葉型は好きなのでよく作ります。

219 木の葉板皿.jpg

今回は最後に少し還元焼成をしました。
陶芸の焼成には「酸化焼成」と「還元焼成」があります。
電気の窯は「酸化焼成」で、ガスの窯だと「還元焼成」が可能になります。

酸化焼成だと緑色に発色する「織部」ですが、周りが赤くなっているのは「還元焼成」を行った結果です。思いがけない色合いになりました。

221 織部片口セット.jpg

下段に入れていた「織部」の片口セット。
下段だったため温度が上昇せず還元焼成の影響を受けず緑色に発色しました。

222 黄いらぼ片口セット.jpg

「黄瀬戸」ということで施釉したのですが「黄いらぼ」風になってしまいました。
私の参加しているサークルでは、ご指導してくださっていている先生が自ら釉薬の調合をしてくださるので、時々こういうことも起こります。

225 黄いらぼ.jpg

「黄いらぼ」の特徴はこのように釉薬が流れて表情が出ること。

226 中鉢.jpg

「鉄釉」に「チタン釉」を部分掛けした中鉢。
「鉄釉」も「還元焼成」の影響でいつもより黒ぽく発色しました。

228 チタン釉片口セット.jpg

こちらも「鉄釉」に「チタン釉」を部分掛けした片口のセット。
友人夫妻にプレゼントするつもりで作ったのですが、高台の部分に釉薬が垂れてしまいました。
これでは残念ながらプレゼントできないですね。

229 チタン釉.jpg

「鉄釉」に「チタン釉」の部分掛けは釉薬が流れてとても美しいのですが、釉薬の濃度、掛け方に注意が必要なことも分かりました。

223 柿型小鉢.jpg

「鉄釉」を厚掛けすると赤く発色するので、その色を生かそうと作った「柿型小鉢」
残念ながら柿の色とは異なる発色になってしまいました。

224 柿型小鉢.jpg

裏はこのようにして柿の実のイメージだったのですが・・・。

227 丸板皿.jpg

簡単板作りの丸皿。
呉須で描いて透明釉を掛けました。

前々回お休みしたのでほぼ2回分の素焼き作品の窯出しになりました。
何度経験しても窯出しはドキドキ! そして、毎回失敗があり、反省があります。
物づくりは思い通りにいかなかったり、失敗や反省があるのが楽しいと思っています。

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高台削りをする!    [陶芸薀蓄]

今日は「陶芸サークル」の今年最初のサークル日でした。
3週間も間が空くので心配していましたが、無事に「高台削り」をしてきました。

037 ろくろ引き.jpg

3週間前の12月19日にロクロでひいた作品たち。
「ぐい呑み」3個、丸型の「湯呑」2個、口が広がっている「湯呑」3個を引き上げました。
3週間も間が空くので、いつもより少し水分多めの土で作り、板を外して、新聞を敷き、乾燥を防ぐために濡れた雑巾を入れて発泡スチロールの箱で保存していました。
お陰で土が硬くならずにすみました。

038 高台削り.jpg

高台削りを終えた作品です。数が合わない[がく~(落胆した顔)]
そうなんです。一つは削りに失敗して穴を空けてしまいました。
もう一つは、元々の作品が少し歪んでいて、何とか高台削りをして・・・と思いましたが、気に入った形になりませんでした。ということで、作品2つが再び土に戻ることになりました。

高台削りの練習をした思えばよいと思っています。
ロクロを引くのも慣れるまで大変ですが、私にとっては高台削りの方が更に難しい!
左手前の湯呑はちょっと変な形をしていますが、カンナ跡を残す仕上げを試みました。

今日は連日さぼっていた朝のヨーガを行って疲れが溜まっているからだをほぐしました。手抜きの食事が続いていたので、ちゃんと調理をして、まともな食事をして、陶芸サークルに出掛けました。

駅まで歩き、電車に乗り、また駅から歩き、陶芸をして、買い物をして、帰りには茜色の空を見てと、本当に良い気分転換になりました。
夜は少し作業をしようと思っていますが、早めに終わらせて早めに就寝して、明日はいつもの「水曜ヨーガ」へ元気に出かけたいと思っています。

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2017年最後の窯出し    [陶芸薀蓄]

今日は10時から今年最後の窯出しでした。
窯出しの後、作品のアドバイスや感想も兼ねてみんなでランチという計画だったのですが、私は色々なことが押せ押せになっているのでランチは失礼させてもらいました。
9時前に家を出て11時過ぎには戻ってきました。

1324 木の葉板皿.jpg

今日の窯出しは「木の葉型板皿」が3枚だけ[もうやだ~(悲しい顔)]
素焼きの窯詰めの時にお休みしてしまったので焼いてもらえなかったのです。

1325 木の葉板皿.jpg

釉薬を掛けた時の状態はこのようでした。
「木の葉型板皿」に釉薬を掛ける場合、緑に発色する「織部」を掛けることが多いと思いますが、緑のお皿はあまり食べ物が映える色ではないのです。
そこで、庭の紅葉した「楢の木の葉」をイメージして、枯れたようなお皿にしようと考えました。

1326 木の葉板皿.jpg

掛けたのは「黄いらぼ」という釉薬です。
流れやすくて、厚く掛けると黄土色になり、薄く掛けると焦げたようになります。
「黄いらぼ」だけでは変化がないと思って、「チタン釉」を所々に部分掛けしてみました。
白い部分が「チタン釉」で新しい釉薬です。

1330 チタン釉薬.jpg

「チタン釉」の掛かったところをアップにしてみました。
なんとも言えない優しい色合いになっていて、これはこれで使える組み合わせだと思いました。
「チタン釉」の代わりに「織部釉」を掛けるという選択もあります。

1328 木の葉板皿.jpg

「黄いらぼ」が薄く掛かった板皿はこのようになりました。
真ん中当たりが焦げたようになっているのが分かると思います。

作品としては、チャレンジ精神は〇だけれど、作品は△というところでしょうか。
釉薬の濃度にも問題もあったかな・・・と思っています。

1329 ろくろの作品.jpg

これかが素焼きして貰えなかった作品たち。
もう完全に乾いていて、素焼き待ちの状態で年を越します。

午前中に窯出しを完了させ、お昼から事務的なことを片付けて編集作業をしています。
今回は割とシンプルな話なのですが、3人同行者がいて姿が写るのも困るのですが、話し声がたくさん入っていて、まさに机上の空論そのものになっています。
違う意味でやりがいのある編集になりそうです。

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ドキドキの窯出し       [陶芸薀蓄]

昨日は1時から「窯出し」だったので、そのためだけに出かけました。
いつも、窯出しの時はハラハラドキドキします。

1046 釉掛け.jpg

釉薬を掛けた状態です。
濃淡はありますが、ほとんどが灰色をしています。
どの土に、どの釉薬を掛けたのか、メモしています。

1047 窯出し.jpg

窯出しをした作品たち。
釉薬を掛けた状態と比べてみてください。ビックリでしょう!

今回は意図したように仕上がらなかった作品が多くてガッカリしてしまいました。
特に、青色になる「ルリ釉」の濃度が濃かったようで、黒御影土に白化粧土で三島手のようにしたのですが、全部濃い瑠璃色になって、全く効果が出ませんでした。

1048 白化粧土.jpg

今回チャレンジした赤土の作品。
右が白化粧土をスポンジで塗って絵の具で色を付けたものと、左が白化粧土を筆描きしてパステルで色付けしてみたもの。この後に透明釉を掛けて本焼き。

1049 窯出し.jpg

並べ方が逆になってしまいましたが完成した作品です。
透明釉が完全に融けきっていません。
透明釉の濃度が濃かったのか、もう少し高温でキープした方が良かったのかもしれません。

1051 絵具.jpg

陶芸用の絵の具はきれいに発色しています。
でも、元々の赤土と白化粧土のコントラストが強すぎますね。
もっと、優しい感じの作品を目指していました。

1050 パステル.jpg

陶芸用のパステルは初めて使ってみたのですが、指で馴染ませてしまったのが失敗でした。
ほとんど溶けてしまって色が残っていません。
全体に溶け込んでしまったのか、全体が少し青みがかっています。

1052 取り皿.jpg

「箸置きが面倒なのよね」という友人から頼まれて作った箸をおける取り皿。
少し小さかったかな・・・と思っていますが、ペアで夫婦仲良く使ってもらえると嬉しいなぁ~!

1053 木の葉型.jpg

淵を削って、そこに木の葉を貼り付けてみました。
木の葉の陶印も手作りしたもの。

1955 ぐい呑み.jpg

今回、一番気に入ったのはこの「ぐい呑み」
赤土に「鉄釉」を全体掛けして、新しい釉薬「チタン釉」を部分掛けしてみました。

1956 チタン釉薬.jpg

うまく撮れませんでしたが、「チタン釉」の流れ具合がいい感じだと思います。
次回は白い土で「チタン釉」を試してみたいと思います。
そう、陶芸はいろいろ試行錯誤して、失敗も楽しい趣味なのです。

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素朴な丸板皿    [陶芸薀蓄]

陶芸と言ったらロクロをイメージする方が多いと思います。
陶芸を始める多くの方が「ロクロをやりたい!」と、目を輝かせます。
でも、指導してくださる先生は「まずは土に慣れること! 土を知ること!」と、簡単にロクロをやらせてくれないことが多いのです。

804 丸板皿.jpg

信楽の細目の土で作った「丸板皿」です。
大きなものを作った後、残った土でなにを作るか? というのも陶芸の楽しみの一つです。

丸い小さな取り皿があると便利だと思って直径10センチほどの丸い板皿を作りました。
最初から丸い土の塊を作るのではなく、土練りを丁寧にした後、ちょっと大きめの四角い土の塊を作り、板と切り紐を使って切ります。
次に四角い板状の土に、丸い型紙を当てて切り目を入れ、周りの土を取り除くきます。

805 丸板皿.jpg

少し水分が飛んだところで、切口を整えて手で上に反らせるようにしてゆきます。
指で土を上下から挟んで締め、厚みの部分にも指を当てて整えます。
大切なのは淵の始末。
丁寧に淵を仕上げるか、切ったままのような状態で仕上げるか、雲泥の差が出ます。

今回、釉薬の色がうまく出なかったのですが淵にも釉薬を筆で乗せて、その上に呉須で細い線を描きました。逆に中心の絵はシンプルに描きました。
こういう素朴な丸皿もいいなぁ~と、自画自賛ですね[わーい(嬉しい顔)]

今日はヨーガの日。
化膿している部分を刺激しないようにしなければならないので「金剛坐」で坐ることはせずにアーサナを行いました。それでも足の筋肉が動いたのでしょう。午後からの診察ではガーゼが剥がれず痛い思いをしてしまいました。
飲み薬がなくなり、もう少し抗生剤を飲んでおいた方が良いというドクターの診断で種類が変わりましたが抗生剤を処方されました。
明日木曜日は休診日なので自分で手当てをし、金曜日出発前に診察をしていていただいてから成田に向かう予定です。
夕方出発なので出発前に受診できるのは心強い!

今日は日焼けの心配をするような強い日差しの時間もありました。
暑い! 暑い! そして湿度が高いので、皆さんぐったりしています。

高校野球では地元埼玉の「花咲徳栄高校」が優勝!
埼玉県加須市にある学校と伝えられていますが、本部の「佐藤栄学園」は私の住まいのすぐ近くにあります。
まだ、私が小学生くらいだった時に自動車整備技術学校としてスタートし急成長した学校法人なのです。そんな歴史を知っている人も少なくなっているのでしょうね。
高校野球が終わると夏が終わったという気がしますね。

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本焼きの手順    [陶芸薀蓄]

陶芸窯の多くは電気で温度管理はコンピュータするようになっているのですが、私の参加しているサークルではガスの窯を使っています。
乾燥した作品は800度くらいで素焼きをして、その後、釉薬を掛けて1200~1250度くらいで本焼きをしています。その様子を報告したいと思います。
スマートフォンで撮影しています。

725 窯詰め.jpg

窯詰めの様子です。
このように作品が重ならないように並べて詰めます。

726 テストピース.jpg

1.5㎝くらいのテストピース。
釉薬の融け具合を確認するためのものです。

727 テストピース.jpg

窯のドアにある2ヶ所の穴からの確認できて取り出せる場所に、テストピースを置きます。

728 ガスの窯.jpg

ガスの窯です。
バーナーは左右に3本ずつ、合計6本あります。
バーナーの点火本数とガス圧で温度の調整をします。

729 テストピース.jpg

釉薬が解けていることが確認できたので、いよいよテストピースを取り出します。

730 テストピース.jpg

真っ赤になっているテストピース。

731 テストピース.jpg

そのまま水の中に入れます。

732 テストピース.jpg

透明釉とルリ釉をかけたテストピース。
十分に釉薬が解けていることが確認できました。

釉薬の融け具合を確認した後、少し高温の状態を保ち、その後ガスを止めます。
3日ほど経つと窯の温度はすっかり下がって、作品を取り出すことができます。

733 片口とぐい呑みのセット.jpg

撮影をした本焼きで完成した片口とぐい呑みのセット。
温度が比較的に上がりにくい下段に赤土に鉄釉を掛けた作品を窯入れしました。
温度が上がらなかった分マットな感じに仕上がって、それはそれで味わいがあると感じています。

明日は横須賀に撮影に出掛けるので、その前に!と思って、鳥取ロケでお借りしてきた資料の撮影をしました。
昔の写真はモノクロでつやがあるので光って撮りにくいのです。
ちゃんとした機材を持っていないので、苦労しながらの撮影になりました。

紐作りでランプシェードを作る    [陶芸薀蓄]

一度大きな作品作りを経験すると色々気付いて技量が上がるという先生の方針で、陶芸サークルのメンバー全員で挑んだ紐作りの大作。
私は「ランプシェード」を作ったのですが、その報告です。

701 ランプシェード.jpg

昨日のブログでご紹介した「紐作り」で下から順々に作っていきます。
「ランプシェード」なので底はありません。

702 ランプシェード.jpg

最初のイメージは「森の中の灯り」
ふっくらとしたフォルムにしました。

削りをして形を整えているところ。
デザイン画を描いてから作陶を始めたのですが、ワンポイントあった方が良いかもしれないと考え直して、とんがり帽子のようにしていた上の部分を工夫することにしました。

703 ランプシェード.jpg

花のような形をトップに付けて、「ポンス」という道具で穴を開けていきます。
下の部分に開けているのはコードを通すための穴です。

穴を開けるだけでは・・・と思っていたので、曲線と穴を組み合わせることにしました。
フリーハンドで線を描いて、なんとなく穴も曲線で繋がるように開けていきました。

704 ランプシェード.jpg

大事件が起きました!
乾燥していよいよ素焼きをするために窯場に置いておいたら、なんと、トップの花の部分が欠けていました~!
誰かが花の部分を直接持つとか、何かをぶつけるとか、原因は分かりませんが、とにかく欠けていました。花びらのような垂れ下がるイメージでいたのですが、付けるのは難しいので、一回り小さくすることにしました。

705 ランプシェード.jpg

曲線を生かそうと細い曲線部分に黒化粧土を塗りました。
十分に乾燥させ、800度くらいで素焼きをした後、釉薬を掛けました。

内側は藁白織部を全体に掛けて、外に流れた釉薬はふき取りました。
外側は土味を生かしたかったので、リンゴ灰を吹きかけることにしました。
多く釉薬が掛かった部分(白く見える部分)は艶が出るはず・・・。
1200~1250度くらいで本焼きをします。

707 ランプシェード.jpg

完成しました~!
残念ながら下の部分にひびが入ってしまいました。
紐作りで上に積み上げていったので、下の部分に結構な重みが掛かっていたようです。
そういえば高さがどんどん小さくなっていました。
穴を下の方にも開けたのも良くなかったようです。

706 ランプシェード.jpg

灯りを入れると不思議! 不思議!
穴は丸く開けたのに、光の形はハート型をしています。
厚みの部分にも釉薬が掛かっているので反射するのでしょうか?
夜、ハートの灯りに癒されています。

研修で上映するDVDは予定通り一カ所直しが出てしまい、これから直してDVDに書き出し、それを持って明日から出掛けます。
今回は仕事ではなく、ヨーガの夏季研修のため京都比叡山の麓に行くのです。
山の方なので埼玉より涼しいと思います。
ということで、しばらくブログの更新と訪問をお休みさせていただきます。
どうぞ、ご了承ください。

紐作りで大物を作ろう!    [陶芸薀蓄]

陶芸と聞くと「ロクロ」を思い浮かべる方が多いと思います。
陶芸体験で飯椀や湯飲みを作った方や絵付け体験をした方もいらっしゃることでしょう。

今回、サークルのメンバー全員で紐作りで大物作りにチャレンジしました。

697 紐作り.jpg

まずは紐を作ります。
想像より太い紐に「先生、そんなに太くて良いのですか?」という質問が・・・。
「細いと手間が掛かって、なかなか作品ができませんよ」とのこと。

同じ太さにすることと、作品に合わせて長さを考えます。

698 紐作り.jpg

お手本は花器作り。
手回しロクロの上にそこになる部分を作り、その上に紐状の土をねじるように置いてゆきます。
両方の指で挟むようにしっかり着けるがコツ!

699 紐作り.jpg

1周したら、一度そこで紐を切ります。
底の部分としっかり接着しないと水漏れの原因になります。
前回と同じ要領で少しねじりながら次の紐を乗せることをを繰り返してゆきます。

700 紐作り.jpg

あっという間に大きな花器の形ができてきました。
紐と紐をきっちりと接着させることがきれいに仕上げるコツです。
きちんと締めて隙間ができないように積み上げてゆきます。

太い紐ですから結構厚みのある状態になります。
形が完成したら、形を整えるために削りの作業をします。
厚かった作品が薄くなり、形が整います。
削ることも計算に入れた厚みだったのです。

ということで、紐作りで、サークルのお仲間は花器や大鉢・大皿などを作りました。
私は「ランプシェード」を作りました。
以前にも「ランプシェード」を作ったことがあるのですが、大きいものは初めて、その報告は明日したいと思います。

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